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お返しの日に。
2008年03月15日 (土) | 編集 |
のんびり
今日はホワイトデー。
バレンタインのお返しに、素敵な贈り物貰ったんよ。
とっても嬉しいんよ。ありがとうなんよ。
…それに何だか、ちょっとくすぐったいような、照れくさいような気分。
ボクがそういう顔してると、
何かもなかは少し不機嫌になるんよ…。
不思議なんよ。
贈られてきたプレゼントも、何かむすっとした顔で眺めてたんよ…。
ど、どうしちゃったんかな…。
猫さんも機嫌が悪くなる季節があるんかな…。
バレンタインのお返しに贈られたプレゼントを並べて、
一つ一つ紐解くのを横目でもなかが眺めている。
聖雪ちゃんから貰った、桜と菖蒲、百合の花を銜えたもなかが3匹連なるストラップ。
目の前にぶら下げてみると、不思議そうな顔をして手を伸ばす。
「ほら、これ、もなかなんよ。可愛いんよー。」
そう言うと更に不思議そうに首を傾げる。
まるで誰とばかりの顔で食い入るように見つめるもなかの横で、
届いていた贈り物に手を伸ばす。
直人ちゃんから届いたのは、桜が描かれた綺麗な定規。
春の季節にぴったりで、新学期から使えそう。
でも何だか使っちゃうのも勿体無いけど…。
こっそりとペンケースに詰め込んで。
「これで、苦手な数学も頑張れるんよ。」
授業中に定規を使うたび、嬉しい気持ちが込み上げて、きっと頑張れるはず。
次の包みを開くと、そこにはもこもこのファーが付いたストラップ。
贈り主は今は学園を離れ、遠い場所で懸命に戦っている。
猫さんが釣れると言うメッセージに、
未だ聖雪ちゃんからの贈り物を眺めるもなかの前に、
ファーの部分を垂らして揺らす。
視線がふとファーへと移り、左右の揺れに同調し、首が左、右へと動く。
…珍しく釣れるだろうかと暫く繰り返していると、
もなかは物凄い速さで、ファーへと猫パンチを繰り出し、
咄嗟に自分の手からストラップは離れ、空中で放物線を描き落下した。
そして、もなかは興味がなくなったのか、知らんぷり。
「……近所の猫さんで試してみるんよ。」
少し寂しく思いつつ、もう一つ届いていた包みを開く。
「わ、…犬さん!何かちょっと似てるんよ。」
クリスマスに陽ちゃんから貰った犬さんに似てて、
どこか贈り主にも似ている、大きな灰色の赤目の犬のぬいぐるみ。
お腹と尻尾がふわふわしていて、触ると心地良い。
もふもふと手触りを堪能していると、
いつの間にか、もなかが真剣な表情でぬいぐるみを見つめている。
「ど、どうしたんよ?」
尋ねた瞬間、もなかは犬の尻尾を目掛けて飛びつく、じゃれる。
そしてぬいぐるみを自分の手から奪って引きずって行く。
「………あ、あんまり乱暴にすると壊れちゃうんよー!」
注意は聞こえたのだろうか…。
暫くはぬいぐるみとの格闘を続けていたが、
他のプレゼントを仕舞っている間に、ぬいぐるみに寄り添って眠りにつき始める。
「お友達になったんかな…。」
もなかの頭を一撫ですると、返事だろうか、小さな鳴き声が聞こえた気がした。
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